１秒リセットで前腕が苦しい時

こんにちは。細幅靴Chochotteの菊池です。
今日は前回の「たった１秒で姿勢は整えられる」の続き。

靴がサイズ的にどんなに合っているはずでも、足の状態ひとつで全然合わないこともありますし、足には全体重をかけ切っている人が多いので、状態を改善したくても荷重が邪魔をしてうまくいかないこともあります。
靴屋の私が姿勢のお話をするのは
姿勢を整える
＝骨盤が正しく収まる
＝重力を下腹で受け止める
＝足の荷重が軽くなり、指の腹で地面を捉えられる
＝土踏まずのつぶれや外反母趾などを改善しやすくなる
＝足の悩みが減り、靴も合いやすくなる
という素敵な循環が起こるからなんです。
ぜひ、騙されたと思って姿勢のリセットなさってみてくださいね！ではまた！

じゃなくて、今日は前回お伝えしたリセット方法で腕の前側が突っ張ってしまう方の対処法のお話です。

姿勢が悪い・肩が内側に巻いてしまう人は、肩の力を抜いて腕を横にたらし、手のひらが前に向くように二の腕から外回し。というのをお伝えしました。こんな感じですね。

この時前腕が突っ張る、苦しい、という人はそこの筋肉がガチガチに固まっています。それをほぐす方法なんですが、これまた超簡単！

夜寝る時に仰向けになって、上の写真と同じことをするだけです。

仰向けに寝て、手のひらが天井を向くように、二の腕から外回し。
二の腕から、が重要ですよ。手のひらだけ上に向けても効果ありません。
腕が伸びるように力を抜いて重力にゆだねます。
こういうこと。（手抜き画像！笑）

立っている時よりも仰向けになっている時の方が、肩から肩甲骨にかけての骨が動くのがわかりやすいかもしれません。
寝る前の5分くらい、この状態でゆっくり深呼吸して「あなたの正しい位置はそこよ」と肩に教えてあげましょう。そのうち寝ちゃうかもしれないですが、それくらい力が抜けていることが大事です。

横向き寝が好きな人は仰向けは落ち着かないと思うんですが、横を向きたくなるのを3回くらい我慢して（笑）じ～っくり、肩と腕の感覚を味わいながら深呼吸してくださいね。
仰向けになると肩先が思いっきり浮いてしまう人は特に、これお勧めです。

そして、余裕があれば筋肉をさすって揺らすマッサージ。

ぐいぐい揉むのではなくて優しく
・筋肉の流れに添って、胸から肩、腕へとさすり
・硬く感じる部分の筋肉をつまんで骨から離すイメージで優しくゆらゆら～。
縦にさすって横に揺らす。痛くしないで優しく、優しく。

次はそのままバンザイして、同じように胸から肩、腕へとさすってゆらゆら。

日中はスーパーでお買い物した帰り道、レジ袋を持った手のひらが前を向くように二の腕から外回ししてみましょう。
レジ袋って手のひらを前か後ろに向けた方が持ちやすいですが、くれぐれも手のひらを後ろに向けないようにしましょうね。姿勢が悪くなるもとです。
出来るだけ左右均等に、持ち替えながら。袋の重みがいい感じに腕をまっすぐにしてくれますよ。

ストレッチも色々ありますが、私は普段の生活の中で出来ることの方が身に着くと思っているので、こんな感じでゆるくやることをお勧めしています。

「姿勢を良くする」というと「背中をピンと緊張させる」というイメージがありますが、ポイントは腕、そしてそこからのお腹、腰、だったりします。姿勢を良くしようとすると苦しい、という方は肩の力を抜いて腕の外回しをお試しください。

では、今度こそ、また！

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