幅狭ポインテッドミュールErikaについて

こんにちは。細幅靴Chochotte菊池です。
本日は新商品のお知らせです！

ポインテッドトウミュールErika

昨日Instagramでチラッとお見せしましたErika。

チャンキーヒールの甲深ミュールが今月から新登場です♪
ご覧のとおりかなり深く甲を覆うので、ミュールなのにしっかりホールドされて脱げにくく、前にも滑りにくいのでとっても歩きやすいのです。

真冬以外は便利に使っていただけると思いますよ。

サイズ感はやや大きめ

同じ木型、同じサイズのパンプスHollyやSybilに比べて、大きく感じます。
サイズ選びは小さめをお勧めします。この木型が普段AならErikaはAA、普段AAAならErikaは足長を下げるといいと思います。

私は通常AA371/2のHollyでぴったりなのですが、このErikaはAA371/2で足囲から甲にかけて大きめ、AAA371/2でもOK、AA37でも浮腫んでいなければ履けてしまいます。

なぜ甲が深いのに大きく感じるの？

そう、これ不思議に思いますよね。逆と考える方が多いのではないでしょうか。
実は靴というのは「履き口で締まる（縮む）」という性質がありまして。
甲を覆う部分が広ければ広いほど締まる場所がないので、同じ木型であれば甲の浅いパンプスよりも履き感に余裕が出るのです。
HollyよりもSybilやGraceの方が履き口が楽なのは、深く覆っているからなのです。
Erikaのようにかかとがオープンで固定されていないものは尚のことですね。
パンプスはかかとを芯でかっちり固めているため逃げ場がない。
それに対してミュールはかかとが開放されている分余裕が感じられます。

甲がゆるいと感じた時の解決法

さて、ご注文いただいたErikaが届いたけれど甲がちょっとゆるいかも！という時。
最も簡単で有効なのがこちらの「甲枕」「指上クッション」などと呼ばれるタイプのパッドです。

普通インソールというと足裏側に貼るもの、というイメージがありますがこれは逆で、靴の甲の裏側に貼って、足の甲を上から押さえるものです。

体重がかからないのでヘタりにくいのと、上からクッションで押さえるので、指の関節に靴ずれが出来にくいのがメリット。
私はゆるいブーツに入れたり、昔はゆるいパンプスにも部分的にカットして入れたりしてお世話になってきました。
お手持ちのブーツや甲がゆるい靴にぜひお試しあれ。

さて、サイズ感のお話ばかりしてしまいましたが、このタイプのミュールは当面トレンドから外れることはないと思うので、モード派の皆様この機会にぜひとも。
イメージとしては黒や白がわかりやすくカッコイイ系ですよね。
ベージュはイタリアンシックなファッションに合いそう。星柄やヌバックブルーはちょっとポップで可愛く、ブラウンやヌバックテラコッタはナチュラル系のリラックスしたコーデによさそうですね。

晩夏から秋にかけてのファッション、Erikaでコーデの幅がぐんと拡がると思います♪

※星柄とヌバックのブルーはある程度の期間で終了となるかもしれません。