こんにちは。細幅靴Chochotteの菊池です。
2月は早かったですね~。やるべきことが何も出来ていない気がしてきます。
さすがにまだまだ寒いこともあって、2月のご注文でいっきにサンダルへGO!というわけにいかなかった方も多かろうと思います。でも、着々と初夏の準備を始める方もいらっしゃって、さすが!と思いますね。きっとお仕事も計画的に遂行できる方なんだろうな~と妄想しちゃったり。笑
色々な面で言えることですが、ファッションも優先順位って大事です。
私たち細幅族は、これまで選択肢があまりにもなさ過ぎたので、服とちぐはぐでも仕方ないと諦めてきた方などは、服と靴を切り離して考える癖があるかもしれません。
その結果、なぜかいつもファッションがうまくまとまらなかったり。
でも、それは優先順位を決めることで解決できるかも。
こんな色のジャケットが欲しいな~と、服から考え始めると、最後の靴になった時点で「服に合う靴がない」となりがちです。
まず足に合う靴の中から好きなものを選ぶところからスタートして
この靴に合うボトムは?そのボトムに合うトップスは?アウターは?
と、下から上に進めて考えていきましょう。
パズルみたいで楽しいですし、靴からスタートしたら、敬遠していたデザインの服も案外似合ってしまうかもしれませんよ。
服を買いに行く時も、合わせたい靴を履いていくのがベスト。せめて片足だけ持っていって、試着の時に合わせて履いてみる。
お店の方は怒ったりしませんし変な人とも思いません。おしゃれに真剣な人なのね、と思って真剣に対応してくれるはずです。そのパンプスならこの色の方が・・・と提案してくれる可能性も高いです。ぜひぜひ、お買い物には片足だけでも連れて行きましょう。
さて、シューフィット神戸屋・西村先生の2冊目のご著書「痛い靴がラクに歩ける靴になる」いよいよ発売となりましたね。もうご覧になりましたか?
この中で「幅の細い靴を作っているメーカーリスト」でChochotteをご紹介いただきました!嬉しいです~~♪いつもいつも、本当にありがたいです。
この本、とっても読みやすいですよ。足と靴の具合って文章では表しづらかったり、文章で読んでもわかりづらかったり、ですが、ここでは文章の他に漫画?で女性と西村さんの会話形式で疑問点を順にクリアしていくので、頭にすっと入ってきます。
基本はインソールの入れ方のお話なのですが、インソールでぴったりになったとしても、そこですべて終了!ではないですよ、ということもちゃんと書かれています。(足は様々な要因で変わるので、同じ靴が永遠に同じフィットであり続けるとは言えないのです)
私もお客様にはインソールをお勧めすることはよくあって、3月のイベントでもインソールについてレクチャーや実践タイムを設けていますが、インソールはあくまでも補助的なものである、というのも事実。依存してはいけません。
例えば土踏まずパッド、私はよくお勧めします。でもそれは、足裏の筋肉が弱く、全体的に崩れやすい足の方だから。土踏まずは、その名のとおり土を踏まない=地面から浮いているべきものなので、ちゃんと筋肉が育っている人であれば、靴の中で少しくらい土踏まずが浮いていても全く問題ないのです。モデルさんや正しく走りこんでいる方などは、かえって土踏まずパッドは邪魔に感じられるでしょう。
でもインソールがあることに慣れ過ぎてしまうと、インソールのクッション性に頼って、それがないと不安になったり、ちょうどいいのに硬いと感じたり、つまり、足を甘やかす状況になってしまいます。(かつて分厚いインソールに慣らしてしまった私も、おかげで随分足裏が弱くなったと思います)
そうなると本末転倒。今は調整のために使っているけど、いつかは外すわ、くらいの気持ちで扱っていただくのがいいと思っています。
もちろん、正しく足が収まった状態で足や全身がどうなるのか、足囲がぴったりだと指はどうなるのか、などは自分の体で感じないと理解しづらいです。それをしっかり体感し、体に覚えてもらうためにも、インソールは優れたツールです。
いい参考書を西村先生が出してくださいましたから、ぜひ読まれて上手にインソールを使いこなしてくださいね!
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3月のご注文受付は 3月14日(水)11時開始予定です。
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