秋のファッションについて考えてみる①

靴とファッション | 2017年07月05日

こんにちは。細幅靴Chochotteの菊池です。
今年も後半に入ってしまいましたが、いかがお過ごしですか?
私は若干元気がありません。大の湿気嫌いでエアコンもあまり好きではないので、この時期は基本的にダダ下がっております。
空気が重いせいか風が強い日でも埃っぽくないのが救いですね。

さて、6月は春夏限定色の最終、サンダルもシーズンオフ直前という月でした。
おかげさまでMonicaの春夏限定色はシーズンを通してご好評をいただきました。
ありがとうございます!Monicaに限らずまた楽しい素材を見つけたいと思います。
6月の一番人気はAdele、次にChloe、TinaとMonicaが同数4位という結果でした。
特に何色が突出して人気というのではなく均した状態で、とても「順当」な感じ。

今月はどうなるでしょう。台風シーズンに向けてレインパンプスが来るかな?初秋のファッションに合わせてブロンズやキャメルが来るかな?などと想像しておりますが…

巷では早々に秋冬ものが出てきておりますね。
ハイブランドは最近これでもかと過剰気味な柄on柄、多色合わせ、刺繍だプリントだアップリケだと大盛な傾向が増えて、とても楽しいですが「で、大丈夫なの?」と言いたくなる前のめり感のスーパーコーディネイトが満載です。

Vogue8月号より

新生GUCCIの予想外の成功にファッション界全体が影響されているのでしょうか。
(よく見ればひとつひとつはコーディネイト次第で着こなせると思うのですけどね)

リアルクローズばかりで退屈だった時期に比べて、私はイイことだと感じています。
もちろん私は買えないしデコラティブなものは着るシチュエーションもないのですが(笑)「お金を出せて、それを普段から着ることのできる自由な立場」の、本来ハイブランドがターゲットとするべき層にとってのみ「リアル」となり得るものを提供するというのは、ハイブランドのあり方として正しいような気がするのです。
庶民は「まーステキ♪」と目をに💛にしつつも、日常に差支えのない服がメインにならざるを得ません。かつて「モード」と「コンサバ」がハッキリと分かれていたように、この先「あっち側」「こっち側」でトレンドは違ってくるのかもしれませんね。
言われて久しい二分化ですが、ことファッションに限っては、やり過ぎ感すらあるハイブランドがあってこそ、次世代のファッション界を担う若者たちも夢が持てるのではないか。と思ったりいたします。

で、Chochotteの秋はどうなるのか(そこだよ肝心なのは)。
Chochotteは特別な層に向けて作っているわけではないので、毎日普通に履ける靴が玄関に増えていくことを目指して、これからもシンプルにいきます。でも、もう少しだけモードに近寄りたいな~と考えています。

てなことを言いながら、本当ならそろそろ秋の準備も始まっていなくてはいけない頃なのですが、まだ秋の新色などのご用意が整いません。
この調子だと9月になってからやっと…ということになりそうです。
7月、8月は現行の商品の中から、ワードローブとご相談されて、じっくりご検討くださいね。

秋のファッションについては、我々庶民のスタンスで(笑)また書きたいと思います。それではまた、近いうちに。

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7月のご注文受付は 7月13日(木)11時開始予定です。

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