Adele、Ivy、Lolaの仕様変更

こんにちは。細幅靴Chochotteの菊池です。
街はすっかりクリスマス、通り越して松飾や数の子などが店頭に出はじめました。
みんな準備早いなあ。
さて今日は仕様のマイナーチェンジのお知らせです。

Adele、Ivy、Lolaの前足部のクッションを外します

すでに上記の商品（木型3）や木型６、木型７のパンプスをお持ちの方はおわかりかと思いますが、靴の前足部、中敷きの下に、今までは低反発のクッションを仕込んでいました。この赤い→のところね。

12月ご注文分からは、この低反発クッション無しでお作りすることにします。
ほんの少しこの部分の内径に厚みが出て、木型本来の寸法に忠実な足入れになります。

クッションを外した理由

このクッションが「いい」というお客様もいらっしゃるのになぜ外すことにしたのか。
実は「ヘタって靴がゆるくなってきた」というお声や「クッションがよれてきた」とのお声をいただいて、よれにくいしっかりしたものに替えましたが、このことで靴がきつくなったというご感想もいただくようになりました。
確かに、ある程度の期間履くと靴自体も足に馴染んで伸びてくる上に、低反発クッションも潰れてくるので、本来よりもゆるくなったと感じる加減が大きくなりますし、しっかりしたタイプのクッションでは靴本来の足囲より小さく感じられます。

また中敷き調整店で中敷きを剥がす時、クッションの破片が中底や中敷きの裏にへばりついて取れないというお声もいただきました。

それならば、余計なことはせず、クッション性を求める方はご自身に合った厚みのパッドをご自身で選んで乗せていただくようにした方が、いつでも微調整できますし、靴が伸びてきても極端なゆるさにはならない。
厚みがもっとあればと思っていらっしゃる方にも多少はご納得いただけるのではないか。という考えに至りました。

なぜ木型３だけ？

木型６、木型７の方も時期を見てクッションを外しての生産に移行していきますが、まずは木型３から、としました。クッション無しで新しくサロン向けにサンプルを収めているのが木型３のAdeleなので、お試しいただいた方が「試したのと違う」とならないためにです。（Monicaなどの木型５、Nicoleなどの木型２はもともとクッションが入っていません）