バレエシューズ再開いたします

お知らせ | 2019年10月16日

こんにちは。細幅靴Chochotteの菊池です。またまたお久しぶりでございます。
台風19号は短い間に強烈な爪痕を残していきましたね。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く復旧出来ますように。
私の方はと言いますと、8月末から2度目の入退院があり、それから早くも一月ほど経ちましたが、めまいはまだまだしぶといです。同じようなご経験をされた方のお話では、やはり皆さん回復にかなり長い期間を経られたようです。
それでもだいぶ慣れてきてPCは普通に使える程度になりましたし、少しは外も歩いています。普通に歩いていて千鳥足になってしまうので、人や車とすれ違う時は冷や汗が出ますが、じっくり構えて治していきたいと思います。

さて前置きが長くなりましたが本日のお題はこちら。

バレエシューズ今月から再開!

個別にお問い合わせをいただいた方には「11月になるかも」とお伝えしていたのですが、なんとか今月の受付開始に間に合わせることが出来ました!
「再開」と言っても、かなりの仕様変更をしたので完全に「リニューアル」です。

どこをどう変えたのかと言いますと…

甲のゴムを外しました 

左:旧 / 右:新

旧タイプはゴムの伸縮性で足についてきてくれるのがメリットでしたが、逆にゴムがきつくて食い込むという方が多くいらっしゃいました。
伸ばしたくてもゴムの縮もうとする力で伸ばしきれなかったのです。新タイプではきつい場合も部分伸ばしが出来るようになりました。

また、旧タイプはゴムで引っ張られてつま先が反っていましたが、ゴムを外したことで反りの強くないつま先になりました。実はこちらの方がゴムを外した一番の理由です。

左:旧  /  右:新

つま先が強く反っていると浮指や外反母趾の負担になり、指を使って歩くことを難しくすることがあるので、しっかり指を使って歩けるように変えました。

かかとの履き口にだけゴムを入れました

左:旧 / 右:新

これはなにげなく見えて実はとても手のかかる仕様で、何度もやり直しをして苦心した部分です。
旧タイプはゴムで引っ張られてかかとの履き口が強く前傾しているため、硬い芯がかかと後ろに食い込んだり、ゴムの強さでかかとの芯が下垂して脱げやすくなったりもしました。
新しい仕様ではかかとの芯の上にゴムを入れたので、履き口が食い込むことなく、かかとの形状を問わず脱げにくいホールドになりました。

他にも

など、細かい変更を加えています。
旧タイプのくしゃっとした感じも可愛かったのですが、新タイプはよりパンプスに近づきカジュアルに偏らないので、お履きいただけるシチュエーションも拡がるのではないかと思います。

左:旧 / 右:新

画像はNicoleですが、Parisも同様です。

バレエシューズのお値段

さて気になるお値段は… 
すみません、高くなります。5cmのパンプスAdeleと同じ23000円+消費税。
いきなりのアップでギョッとされた方、ごめんなさい!
でも正直に白状しますと普通のパンプスよりよほど手間がかかって、材料の価格も差がないので製造原価がけっこうな価格。旧タイプも実はあまり利益は出ていなかったので、お値段据え置きというわけにいきませんでした。
このお値段にするには決断に勇気が必要でしたが、利益が出なければブランドの継続も難しくなっていくので、無理をしないことにいたしました。
ちょっと辛いという方もいらっしゃるかもしれませんが、今国内生産で1万円台の靴を作るには大量生産が必要になり、Chochotteのような小さいブランドには難しいこと。
ここは平に、平に!(時代劇か)ご理解ご容赦くださいませ。

それでは本日はこのへんで。

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10月のご注文受付は10月21日(月)11時開始予定です。

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